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ひとりごとと備忘録。

行かないという選択

 

 

これは備忘録。この判断が正しいかどうかはわからないけれど、私のオタク人生において大英断だと思うので書き記しておく。

 

 

私は、錦戸亮さんのファンミーティングに行かないという選択をした。

 

私は、今までどうにかして現場に行っていた。

学校を休むのは当たり前(良い子は真似しないでネ)。大雪で札幌から帰れなくなっても公欠をもぎ取った。学校を休みえび座を見るために1人で遠征した。センター試験の10日前にも舞台を見に行った。札幌から帰ってきた次の日に京都に行った。京都から帰ってきてガラガラを持ったまま試験を受けに行った。日帰りでライブを観に行き、2日後にまた同じライブを日帰りで観に行った。

どうにかして、1回は観られるように現場に足を運んできた。

 

そんな私が行かないという選択をした。

2020.7.13.23:59、最後の最後の瞬間まで迷った。すっごく迷った。申し込みページを開いては閉じ、閉じては開きを繰り返した。

でも、最終的に行かないという選択をした。

 

ホームページには、然るべき対策をした上で開催すると記載してあった。

きっと、コロナにかからないで帰ってこられるだろう。

きっと、無事幕が上がり今より健康になって帰ってこられるだろう。

 

しかし、それは希望であって絶対ではない。

自己責任で済むのなら、私がかかるだけで済むのならそれでいい。それなら行っていたかもしれない。

でも実際は、移動中誰かにうつしててしまうかもしれない、私は両親と一緒に住んでいるので両親にうつしてしまうかもしれない。

そうなったらもう自己責任では済まない。

 

大切な人がみんな健やかに過ごせるために行かないという選択をした。

私は自分にその選択ができる日が来るとは思わなかった。

本当はとっても行きたかった。絶対に行きたかった。

ENTERで行くはずだった幻のぴあアリーナがまた幻になってしまった。

落選するならまだしも申し込みをしないなんて、戦わないで負けるだなんて。悔しすぎる。

誰も悪くない。悪いのはすべてコロナだ。コロナお前だけは一生許さないからな。絶対に許さない。

ただ、どんなに悔やんでも申し込み期間は終わってしまった。

えらい。大人になった。行かないという選択をした自分を褒めてあげたい。

この選択が正しいかどうかはわからないけれど、自分の勇気を褒めてあげたい。

 

行かないという選択をした私は、遠くから無事に幕が降りるのを祈っています。

ファンミーティングに行くという選択をした方が健康でいられますように。

錦戸亮さんがいつまでも健康でいられますように。

大切な人がいつまでも健康でいられますように。

行かなくて良かったではなく、行かなかったことを後悔できますように。